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もやもやっとした


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ネットゲームMMOの武器をめぐる殺人事件in中国

リネージュやラグナロクなどMMOが流行っていて、詐欺や恐喝などトラブルも増えているみたいですが・・・中国で殺人事件が実際に起きたそうです。

MMOはバーチャルで戦ったり殺したりという日常ですが、
「激怒した容疑者は我慢できず自宅でシュさんを攻撃した。勢いをつけて胸部を刺し、殺しに至った」
んー、それほど重大なことなのですか。。。
データ、架空のことなのに。結局はデジタル(1と0)の問題でしょ。

オンラインゲームの武器をめぐる殺人事件 上海 | Excite エキサイト
[北京 30日 ロイター] オンラインゲームのプレイヤーが、ゲームの世界でやりとりされる剣を勝手に売り払った対戦相手を現実に刺し殺す事件が上海で起こった。ヴァーチャル武器の所有権に関する法律が存在しない中国で、司法の判断は困難をきわめそうだ。中国日報が伝える。

火曜日、上海の法廷に出された報告によれば、チウ・チャンワイ容疑者(41)は、対戦相手のシュ・ツァオユェンさんがチウ容疑者の「ドラゴンの剣」を売ったと聞いて、胸部を繰りかえし刺した。「ドラゴンの剣」は人気オンラインゲーム「Legend of Mir 3」で使用される武器だ。

「Legend of Mir 3」では英雄と悪漢、魔法使いと戦士らが活躍し、その多くが巨大な剣を操る。

チウ容疑者とその友人は2月に問題の武器を獲得し、それをシュさんに貸した。シュさんは剣を7200元(およそ9万3000円)で販売した。

チウ容疑者は警察に「窃盗だ」と通報したが、ゲームの武器は法律で守られる本物の財産ではないと告げられた。

「シュさんは現金を渡すことを約束したが、激怒したチウ容疑者は我慢できず自宅でシュさんを攻撃した。勢いをつけて胸部を刺し、殺しに至った」

新聞は容疑を明言していないが、チウ容疑者はすでに警察に出頭し、「意図的な傷害」の罪を認めているという。

現在のところ、いかなる判決も告げられていない。

新聞の報道によれば、ますます多くのオンラインゲーマーが、盗まれた武器や名誉毀損をめぐって、法の裁きを求めているという。

「ゲーム世界の鎧や剣は、プレイヤーたちがそこにお金や時間をつぎ込んでいる以上、私有財産として認められるべきです」記事中には、中国人民大学の法学助教授、ワン・ソンリューさんの見解が紹介されている。

しかし他の専門家たちは注意を呼びかけている。「ひとりのプレイヤーの"財産"が、他の人々にとっては何の意味もないこともある。元来、それはゲーム制作者によって作られた単なるデータなのだから」上海を拠点にするインターネットゲーム会社の弁護士は言う。

by weblogs | 2005-04-01 01:44 | へぇー